このブログで私のSOGIを述べる際,ラベルを使い分けています.
- 大枠で述べたい場合:Aセクシュアル,Androgyne
- 詳細について述べたい場合:Omniacepomo, Proxangi
後者はマイクロラベルとよばれ,一度記事にしたことがあります.
今回は前者について,アンブレラターム*1としてのラベルのお話.
Aセクシュアルという単語は,主に次の2つの意味で用いられています.
- 他者に対する性的な惹かれの欠如を感じる人
- 他社に対して恋愛的な惹かれも性的な惹かれも欠如を感じる人
後者は日本独自の定義ということで,人によっては「アセクシュアル」「アセクシャル」と使い分けることもあるようです.*2
私はAセクシュアルを前者の意味で使っています. ここで指すAセクシュアルは性的な惹かれを一切感じない人だけでなく,ある程度の欠如を感じるデミセクシュアルやグレーセクシュアルも含まれます. あるかないかという二分法的な話などでは決してないことを強調しておきましょう. このように広い意味での使い方をする単語をアンブレラタームと言います.
次にAndrogyneという単語ですが,次の2つの意味で用いられています.
前者は日本語でいうところの中性ですが,後者は中性に加えて両性も含まれています. よって,後者がアンブレラタームとしての使われ方になります.
で,私はどちらの意味で使っているかというと…かなりあいまいです. 基本的には前者の意味ですが,自身のジェンダーの数を問われるとよく分かりません. 私は男性らしさも女性らしさもあまり感じず,そもそも私が感じているのが男性・女性なのかもあやしいもの. 私のジェンダーが一つか二つ以上かは,私にとって重要度の低い疑問ですね.