May 10, 2021: Flexibility, 10:02
- Yoga: 10 mins
今朝は10分ヨガを行いました. 昨晩は23時半すぎに就寝して,7時すぎに起床. 昨日は疲労困憊につき,10分ヨガのみで一日中自宅にいました. 今日は加えて腰痛発生につき,ボロボロになってしまいました. 仕方がないので,Nike Training Club収録の10分ヨガだけ行いました. しばらく休んだ方がいいかもしれません.
というわけで,再開できるようになれば脚とローテーターカフまたは胸と腕を鍛えます.
今日は恋愛感情についての話.
うちのブログでよく読まれている記事の一つにVariorientedに関するものが挙げられます.
Variorientedとは,恋愛的指向と性的指向が異なることを示す形容詞です. ここでは性的惹かれと恋愛的惹かれが異なるものであることを前提としており,そのようなモデルを「Split Attraction Model (SAM)」といいます.
それでは私が自らの性的指向を示すのにSAMを用いているかと言われると,ちょっと待っていただきたい. 特に私は「Split」という単語が使いにくいように思えます.
このブログにて,私は恋愛感情が弱いデミロマンティックであると何度か述べています. これは今でもその通りだと思いますが,加えて一部*1の恋愛感情についてはそもそも欠けているように感じています. 逆に,私は性的惹かれを感じないAセクシュアルというラベルがとてもしっくりくると思っていますが,ごく一部の性的惹かれについては感じるのですよね. なんとなくですが,この境界線は私を説明する上であまりよろしくないように思われます.
要はAttractionを性的惹かれと恋愛的惹かれに二分割なんてしてもらっては困るのですよ. Attractionというものがあり,それを把握するための視点が2つあるというくらいの方が望ましい. そして,私はAttractionの欠如という感覚に合点がいくので,私の性的指向をざっくり表すラベルとしては単なるAセクシュアルが望ましい. この意味において,私はNon-SAM Aceと言えるでしょう.
以上より,VariorientedとNon-SAMは少なくとも私の中では共存します.
- Varioriented:欠如していない恋愛感情にはジェンダーによる区別がある一方で,欠如していない性的指向としては性別認識の欠如として表れる方向性の違い
- Non-SAM:性的惹かれと恋愛的惹かれのどちらにも欠如があったりなかったりしてSAMによる境界線ではしっくりこないので,二分割などされたくない
ついでに書けば,性的指向と性自認の分割も私を表す上では好ましくありません. 私の性自認はAcegenderであり,性的志向がAセクシュアルであることと切り離せません. 細分化により一見分かりやすくなるように思えて誘惑にかられますが,むしろ本質から遠ざかることが多いように思われます. これは性以外でも同じですよね.
*1:全部ではないという意味で使っており,半分かもしれないし大部分かもしれません