昨晩は寝入るのに失敗して,早起きにも失敗してしまいました. そのためか腰というか背中が痛くて,運動する気になりませんでした. また,最近では筋トレ以外にも山歩きをしていて疲労がたまっていたようです. ストレッチを5分しても解消されなかったので,今日はお休みすることにしました.
というわけで,こういう時にはSOGIのお話でも.
私の性自認について,以前のブログで書いたことがあります.
性自認についてはこの記事が決定版になると思っていました. ところが,微妙に認識が変わり,多少知識もついたので,私のラベルを変えたくなりました.
まずは,自己認識から.
上記のブログ記事にもあるように,私は自身における無性と男性と女性の割合をだいたい5:3:2くらいだと思っています. この認識はほとんど変わっていませんが,わずかに男性と女性が増えたような気がします. なんで増えたかというと,ボディメイクにより身体が引き締まってきたのが影響したのかなと思っています. 特に大きいのは大胸筋で,緩いTシャツやタンクトップを着て前かがみになると胸の谷間が見えるようになりました. そして,私の中に男性と女性の適度なバランスみたいなのがあって,相乗効果としても増えるように思います.
以上を踏まえて自己認識を文章化すると,次のような感じになります.
- 自身を男性とはあまり思えない
- 自身を女性よりは男性に近いと思っている
- 自身にある男性と女性を集めると無性とまでは言えないと思う
- 自身が中性かと問われると微妙に異なっていると思う
最初の2項目は以前から変わらず.
3番目の項目は以前から微妙なところでしたが,現状では無性は最大勢力なれど野党といった感覚ですね. こういうジェンダーを「Paragender」というそうです.
Paragenderにおける少数派のジェンダーはなんでもいいようですが,たいていAgenderらしいのでニュアンスも問題ないですね.
最後の項目は本当に微妙なのですが,以前から中性やAndrogyneとは異なるような気がしていました. 以前は無性の存在が大きいからだと思っていましたが,今では無性を除いてもやっぱり異なるかなと思うようになりました. SOGIを思い悩む方には細かいニュアンスを表すラベルが切実に望まれていて,たいてい先達が作っていてくれています. 私にもたぶんこれだと思うラベルがありました.
この「Proxangi」という単語を初めてみたとき,どこの言葉だろうと思ってしまいましたがさにあらず. 「prox」は「近く」という意味の接頭語で,「angi」は「Androgyne」の短縮形だそうで,これらを引っ付けた単語だそうです.
一つ問題があるとすれば,Proxangiに男性寄りというニュアンスが含まれないことです. ただ,実物の私をみれば男性寄りなのは分かり切ったことなので,何もかも言葉で示す必要はないでしょう.
というわけで,以前の「Agender mascandrogyne」よりも「Paraproxangi」の方が私の性自認としてはふさわしいと思っています.