かるのボディメイクブログ

筋トレ&減量によるボディメイク記録

ただ世界観が変わっただけ

私がセクマイを自認して来月で1年になります.

私はここ数年で急にセクマイに変わったのではありません. 思春期の頃から違和感がありつつも,ずっとセクシャルマジョリティとして生きてきました. セクマイ自認後も何かが大きく変わったというわけでもありません.

ここで読者は一つ疑問に思われることがあるでしょう.

「なぜ今までセクマイであることに気がつかなかったのか?」

今日のブログではこのテーマについて書いてみます.

私のセクマイ自認前の性的指向に関する世界観は,異性愛と同性愛の2つのみでした. 両性愛は単語としては知っているけれども,同性愛の亜種といった感じで理解していましたかね? 今から考えると原始的にもほどがありますが,世間ではこういう人はまだまだ多いと思われます.

このような世界観において,私は異性愛者というしかありません. 恋愛感情は異性相手にのみ生じたことがあり,男性に対する強めの性嫌悪があったのだから,特に疑いもしませんでした.

ところが,Aセクシュアルという概念を知って,世界が変わります. 我が身を振り返ってみるに,恋愛感情ではなく性的な意味で惹かれたことなんてあったっけ? キスやハグしたいとは思っても,セックスしたいという意味では皆無だったような…. 突然ヘテロセクシュアルとは比べ物にならないほどしっくりくる性的指向が見つかってしまったわけですね.

自身がセクマイであることが分かってしまえば,より詳細な性的指向が見えてきます. 女性に性的惹かれを感じたことがあるレベルであれば,男性にも惹かれたことがあるのを思い出し,性的な意味ではそもそも性別なんて見ていなかったことを知ります. 自身のラベリングには興味があっても,性的指向の分類については人間のもつ不確実性よりあきらめています. このような私にピッタリなOmniacepomoというマイクロラベルがあることは驚きですよね.

上記の流れにおいて,私は世界観を除いて特に何も変わっていないことに読者は気が付かれるでしょう. 生き延びるのが大変な世界において,ちょっとしたことで精神を安らげられるのはありがたいことです. 私のような人はきっと他にもいるでしょうから,同性愛者以外のセクマイについてもっと知られるべきですね.

性的指向だけでなく,性自認についても同様です. 私のセクマイ自認前の性自認に関する世界観は,男性と女性の2つのみでした. トランスジェンダーというのは単語として知っているだけでした…今でも世間なんてそんなものでしょう?

このような世界観において,私は男性というしかありません. 私は男性らしくないと思っていた一方で,女性らしくはもっとない. であれば,自身を男性と思うのは当然ですよね.

ところが,Aセクシュアル自認により,男性でも女性でもある必要がなくなりました. 性自認についても興味が出てきたので,少し調べてみると無性という概念を知りました. これにより男性らしくも女性らしくもない私を示すことができ,無性:男性:女性=4:3:2くらいというしっくりくる表現が見つかりました.

ただ,無性は大きいけれども私のアイデンティティという気がしない. 無性以外の部分は何なのか?というところから,Androgyneの概念となるわけですね.

さらに,Aセクシュアルである私の示す男性や女性は,おそらく世間からかなりズレているだろうということに思い至ります. このような思いを表す概念もちゃんとあって,Circa-Binaryというのがありました. これにより,現在の性自認であるProxangiが見つかりました.

上記の流れにおいても,私は世界観を除いて特に何も変わっていないことに読者は気が付かれるでしょう. 私は男性からProxangiに移ったという気がしません. XジェンダーはFtXとかMtXとかで示される方が多いですが,私自身に使おうとはまったく思わないですね. そもそも私はXジェンダーという言葉自体を使わなくなってしまいましたが.