私「かるかる♠️」ははてなブログ以外にTwitterとYouTubeで活動しています． 今回はTwitterにおける話題です．
「リツイート」で名誉毀損というのは以前ありましたが，私自身は引用付きリツイートしかせずそもそも滅多にしないのであまり気にしていませんでした． ところが，「いいね」についてはそこそこしているので，私自身に大いに関わってくる問題です．
判決理由ではいいねをしたTweetの内容およびいいねの回数が問題視されたようです．
まず，内容の良し悪しを正確な判断ができる人が存在するとは考えられません． 良し悪しの判断基準を道徳によるものとした時，道徳は時間・場所・集団によって大きく変化します． 私自身を例に挙げると，現在の私はセクマイ関連において世間より詳しい方だと思います． ところが，３年前すなわちアセクシュアル自認前の私は世間より確実に疎い人間でした． 同じ私であっても３年前と今では道徳が大きく変わっているのだから，良し悪しの判断もまた大いに変わるものでしょう．
次に，回数も２５回だからダメなのであれば，２４回だといいのか？１０回まではいいのか？ １回だけならば１００％大丈夫という根拠を１００％正しく導き出すことは，誰にとっても不可能でしょう．
さらに，Twitterではいいねをブックマーク代わりに使うという意見もありました． Twitterにはいいねとは別にブックマークという機能がありますが，私がiPhoneで使っているアプリにはこのブックマーク機能がありません． 私は最近では後で見返すことをしなくなりましたが，以前はブックマーク代わりに使っていたことがあります． 現在でもいいねは賛同というのも間違いではないものの，既読の方がより当てはまるように思いますね． よって，いいね＝賛同という見解は乱暴と言わざるを得ません．
ところで，試しに自身がいいねをしたTweetをざっと見てみましょう． 私の場合ですが，倫理的に問題のありそうなTweetはなかったものの，「こんなTweetにいいねしたっけ？」というものがいくつか出てきました． これらが倫理的に問題なさそうな内容だったのは，単に私が幸運だったからでは？ 運任せにしないためには，いいねの管理を定期的に行う必要があります． ほとんどいいねをしていない人ならば管理できるでしょうが，日常的にいいねを付けていればその膨大さに諦めざるを得ないでしょう．
以上より，いいね罪が現実化した状況においていいねを使うわけにはいきません． 次のツールを使っていいねを全て消し，今後のいいねの使用を厳禁することにします．
