J-POPのピアノ弾き語りを練習しているとadd9や7(9)といったコードがちょいちょい出てきます. これらが厄介なコードで,手を目一杯広げてようやく届きます. 私は身長が178cmあるので手もそれなりに大きいはずですが,それでもこんな感じです.
まともに弾くとメロディーが壊れるので,次のどちらかを採用していました.
- 9thの鍵盤を無視する,即ち7th以下の和音で妥協する
- 頑張って弾いてみるが,結果として8thの鍵盤を押したとしても気にしない(ベース音から1オクターブあげた音なので違和感はあまり強くありません)
実際のところ,add9や7(9)はちゃんと弾けた方が良いコードなのは確かです. それでも,9thの鍵盤を押さなくてもメロディとしてはそれなりに通用するとは思います.
しばらくはこの方針でやってきました. ところが,YouTubeを観ていると第3の案が見つかりました.
詳細は動画を見てもらうとして,端的に述べると9thを1オクターブ下げて人差し指で鍵盤を押さえるというものです. ホンマかいなと思って,試しに最近練習しているアイナ・ジ・エンドの「金木犀」に適用してみました.
音楽素人である私の評価ですが,コスパ的にかなり良いと判断しました. 人差し指とはいえ1音加えるので少々面倒ですが,そんなに難しくない上に音は明確に良くなります. 取り入れる価値があると判断したので,上記の動画をオススメします.