表題の件について,このブログでは次のように記載しています.
この辺りの経緯については,次の記事にてまとめています.
このたびもう一度表記を変えたくなったので,この記事にてまとめます.
まずは私が各々の表記についてどのように思っているかを挙げておきましょう.
- Ace:最高にイカした単語だが,パッと見で性的指向の話をしているか分かりにくい
- アセクシュアル:日本語圏で広く使われているが,Aceから遠い
- Aセクシュアル:日本語圏ではあまり使われていないが,Aceに近い
私がこれまでAセクシュアルという表記を使っていたのは,Aceに近くて性的指向の話をしているとすぐにわかるからです.
ところで,AセクシュアルにはAceとは別に略語があって「Aセク」となります. Aセクは比較的よく使われていますが,私は全く気に入っていません. これまでのセクシュアリティの記事を読むとわかるように,私は基本的に略語を使いませんし,略すならばAce以外に使う気がしません.
Aセクシュアルと表記しても,Aceがその略であるとわざわざ示す必要があります. これはアセクシュアルも同じです. もはやAceからはどちらも遠いと言えそうです. であれば,使用頻度の高さでアセクシュアルという表記に戻した方が良さそうです.
以上より,このブログでは2021年9月からアセクシュアルという表記を用います. ブログのカテゴリもAセクシュアルからアセクシュアルに変更します.
最後に,アセクシュアルかアセクシャルか問題も述べておきましょう. 統計をとったわけではないものの,私が見た限りでは後者の方が多い気がします.
ではなぜ前者を使うのか? 私はAsexualという概念を次の書籍で初めて知り,敬意を表しているからです.
よって,他の単語も例えば「セクシュアリティ」のように表記しています.