私の性的指向であるOmniacepomoは,Aセクシュアルとパンセクシュアルの両方の性質を併せもちます. これらの性的指向を結びつけるものは揺らぎであり,セクシュアリティが定まらないことがポモセクシュアルと言えます.
パンセクシュアルの和訳は全性愛で,Aセクシュアルの和訳である無性愛とは真逆に思えます. いくら私がデミパンセクシュアルであっても,真逆となる性的指向間の揺らぎを耐えられるほど私の精神は強靭でしょうか?
どうもパンセクシュアルは次の2つのタイプに分類できるようです.
前者は全性愛という和訳に相応しいタイプに思われます. ただし,ジェンダーの多様性を念頭におくと,本当に実在するのか疑ってしまいます.
後者は私が該当するタイプで,こちらであればAセクシュアルとの両立もあり得るでしょう. ただし,こちらのタイプで「愛することができる」とまで言い切るのは,なんか大げさですよね? 全性愛という和訳は,間違いとは言い切れないものの,誤解を生じる余地がある気がします.
これらを分けたラベリングがあり,前者をOmnisexual,後者をPansexualと呼ぶようですね. この分類を明示したい方にとっては有用でしょう…私はどちらにせよパンセクシュアルだからどうでもいいですが.
というわけで,性的指向の揺らぎを感じるのは確かですが,そんなに大きくないというのもまた確かでしょう. これならば私の精神でもやっていけそうです.