一昨日の記事にて、R-1ぐらんぷり1回戦29日前半の感想を書きました。
今回はメモをとらずに観戦したため、詳細については触れない内容となりました。 ところが、たまたま当日私が観た演目リストを挙げているブログを見つけました。
さらに、次のtweetを見つけました。
エントリー待ちの時、大喜利ライブでよく見る人から「村橋さん、Fブロックですか?」と聞かれたので「はい」と返答すると、その人は「わたしCブロックだったんですけど、めっちゃ重いですよ」と仰った。僕は「出る前なんでそんなこと言わないで下さい」と言った。
— 村橋ステム (@murahasystem) 2019年12月29日
これは観客目線で書かれた記事に需要があると判断しました。 この記事では当日何があったかを私なりに書いてみます。
MCのへびいちごがR-1の説明および出演者一覧を読み上げて開始しましたが、アクシデント発生。 最前列に座った障害者と思しき方がネタ関係なしにずっと笑い続けていました。 開始まではおとなしくされていたので、おそらく雰囲気に当てられて興奮しちゃったのでしょう。 結局数人ネタを終えてから同行者に会場外に連れ出されていました。 よって、この日の前半の舞台にて、最初の数名だけは同情の余地があるかもしれません。 もっとも、その時間にネタをしていた星野世界観「赤ずきん」やちっぴぃちゃんズ「女性自衛官あるある」はちゃんと通過していますから、余計なお世話ですね。 皮肉なことに、連れ出された後にあまり面白くないネタが続いたこともさらっと書いておきましょう。
Aブロック前半はあずき坊主の漫談と森田展義「記者会見」がしっかり笑いをとって終了。
Aブロック後半は一番盛り上がり、通過者は全員異議なし。 新喜劇勢の小寺真理「ファンレター」とカバ「デブで言われたこと」が存在感を見せ、ヒガシ逢ウサカ今井「いろんな言語で翻訳して同じ一発ネタ」が会場を一番沸かせて終了。 今回のマイベストネタでしたが、あえて言えばネタ終了でタイムアウトなのは気に入りません…観客への一礼がその後になるので。
Bブロック前半は正直8人も通過するほど盛り上がっていなかったと思います。 それでも、ミセスマキエ「妹の結婚式にてスピーチ」、ラビットラ渡邊「野良犬にふんして世話してくれる少年と」、あらきあきゆき「広島カープの選手の写真」はさすがのネタだったと思います。
問題はBブロック後半から。 弓川信男が高校時代の恋愛について話しながらのパイプ椅子芸(?)で存在感を見せた後、泥の時間に突入…。 三ツ星ジョージ「フィリピン語をアプリで翻訳」は好きなネタではない(面白いとしても芸人でなく翻訳アプリでは?)けれども、笑いはとっていたから通過は妥当と思わざるをえません。
各ブロックの前後半で一人ずつ通す決まりがあるならば、Cブロックはベルサイユ「替え歌「彼氏とアラジンを見たとき」」と清水啓之「変パン」しか選びようがない。 Cブロックの3番目には議論の余地があるでしょうが、議論しても虚しい気がします。
TweetにあるCブロックの芸人がどなたかは存じませんが、客が重い?ふざけるな!ってことですよ。 また、私が観た限りでは審査員は適切に評価していると思います。